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目が見えないIさん

Iさんは横浜方面の高級住宅街に住むお金持ちでした。そしてお金持ちの名犬ラッシーみたいな人相のパトロンがいました。目が見えないということは、出会った人の顔も全員覚えていないことになるから、多分最終的に、会ったことがない顔をしたいからだと思います。

最初から一度も出会ったことがないことにするのが好きな人のようでした。

どんなに仲良く親しく付き合っても部屋に上がったり遊びに行ったことがあっても、一度も見たことも出会ったこともないことにするのが好きでモットーのように感じました。

それでいてまったく興味がないワケではなく、心の片隅ではいつも覚えていたり、また会ってみたいなくらいは思っていそうだから、本当はとても怖い人ではないかと想像するのです。

とにかく外見が年より常にかなく若く見え過ぎるという事が一番の恐怖に繋がっているような気がします。
22年以上前で既に40代でかなり若作りの容姿で、まるで年中美容エステに行っているか、何か特別な若返りの薬でも飲んでいるのかなと思う事もあるほどでした。

あるいは本当に恐ろしい想像ですが、若い女性の魂などを召喚して憑依させているか、などとても正気では考えられない妄想の世界としか考えられないことを本気で想像してしまうほどでした。

ただ姿はよくても人にはとても冷たいところがあって、ある日突然何の理由も告げずに人の傍から姿を消したがる悪癖がある女性でした。

私の昔の友人がIさんが突然住宅を移動してすぐ目と鼻の先に内緒で引っ越した時に、どういうわけだかその場所をすぐに探し当てて(当時友人が血相を変えて調べ廻っていたようでした)半べそをかきながらIさんの新しい住まいのインターホンを鳴らし続けたりドアをドンドンと叩き続けて「お願い!Iさん!開けて!」と叫び続けていたそうです。

彼女がある日突然人の前から姿を消してしまうのは、どんなに見た目が気に入ってもちょっとでも態度が気に入らないと、その相手を最終的に亡きものにして自分の若さの源のエキスにしたいだけだから、いつも目が見えないと言って出会ったこともない、証拠がない状態にして情が本当に移る前に完璧に姿を消し、あとは用を済ませたいだけと思っていたのかと、恐ろしい想像もたまにすることがあります。

まあ、その件に関しては、これと言った証拠は今のところちっともまったくないのですけどね。

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